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特産のお茶PR“茶詰めの儀”も
6月3日 6時37分

特産のお茶PR“茶詰めの儀”も
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静岡市で、特産のお茶をPRする催しが開かれ、新茶をつぼで保存して甘みが増した秋に味わう徳川家康の飲み方を再現した「茶詰めの儀」が行われました。

この催しは、静岡市特産のお茶を多くの人に味わってもらおうと、茶の生産者などでつくる団体が開きました。
新茶を試飲したり、茶もみを見学したりするブースが設けられたほか、徳川家康の飲み方を再現する「茶詰めの儀」が行われました。将軍職を退いて今の静岡市葵区で暮らしていた徳川家康は、山あいでとれた新茶をつぼに入れて保存し、甘みが増した秋に味わったと伝えられています。
儀式では茶の生産者2人が新茶をおよそ50グラムずつ和紙に包み、つぼの中に入れていきました。
つぼに入れたお茶は、静岡市内の山の中にある蔵でおよそ5か月間保存されたあと、ことし10月末に徳川家康がまつられている静岡市の久能山東照宮に奉納される予定です。
会場を訪れた40代の女性は「地元のお茶を身近に感じることができてよかったです」と話していました。

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