ドラマー ジョニー吉長さんが死去

6月4日 22時40分

１９７０年代から人気ロックバンド「ジョニー・ルイス＆チャー」の名ドラマーとして、日本のロックシーンで活躍したジョニー吉長さん（本名、吉長信喜さん）が、４日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなりました。
６３歳でした。

ジョニー吉長さんは、北九州市の出身で、昭和４０年にブルースロックバンドに参加してデビューしました。
その後、ドラマーとして活躍し、昭和５３年にギタリストのチャーさん、ベーシストのルイズルイス加部さんとロックバンド「ジョニー・ルイス＆チャー」を結成し、日比谷野外音楽堂で開いたコンサートで、１万人以上を集めるなど、ロックファンから熱狂的な支持を受けました。
また、俳優としても活動し、去年、ＮＨＫで放送されたドラマ「ビターシュガー」に出演して存在感のある演技を見せました。
所属事務所によりますと、ジョニー吉長さんは、去年、東日本大震災が起きたあとチャリティーコンサートを開くなど精力的に活動していましたが、ことし４月から体調を崩して入院していたということです。