お取替えしま~す
テーマ:食育『お取替えしま~す』
そう悪びれた様子もなくササッと器を下げて、代わりのわさびを持ってきた店員さん
お見事
いつもの駅前のおそばやさんで 山かけうどんを注文しましたところ、わさびの中に頭髪が混入していました
店員さんに告げると
『は~い すみません お取替えしま~す』
調理場にもどり 瞬く間に現場に参上
『はい、どうぞ すみませんでした~』
こんなんで良かったはずですよね
何時の頃からだろうか
人の過ちを許さずに 目くじらを立て あわよくば商品代を無料にしようとする輩たち、いわゆる『クレーマー』という存在が大きな顔で振舞うようになったのだろうか?
食の世界にかかわって、十数年。。。
商品開発・製造・品質管理の現場でいつも頭を悩ます『クレーム』対応
安全に安全に物づくりをしても、頭髪ネットをかぶり、体に粘着ローラーをかけ、エアーシャワーを浴びてもゼロには出来ない異物混入
X線探知機にも引っかからない毛髪、睫毛、眉毛、体毛
これらを検知できたら ノーベル賞ものと言われるほどです
『クレーム対応』 から いつしか 『クレーマー対応』に変遷した現場。。。。
イワシやさけのフライに骨が入っていたとクレームを出す人
えびチャーハンにえびの殻が入っていたとクレームを出す人
運送やが運んできたダンボールの角が潰れていた(中身は問題ないのに)と赤伝処理を望むバイヤー
試食うるだけで購入もしないのに、レシピや製造工程を出せというスーパーの開発の課長
納品商品が間違っているとメーカーの社員を呼び出し、いじめる商品部長
あぁ~
いつからこんなことに神経をすり減らし
膨大な品質管理の資料に埋もれ
魚の骨の始末書や報告書を何枚も書き上げるようなてしまったことになってしまのでしょうね
『は~い すみません お取替えしま~す』
こんな一言で許せる時代が懐かしいな
こんな昭和な対応のおそばやさんにこそ癒されてしまいます
人の過ちを許せる
そんな人生を過ごしたいなと思う師走の午後でした
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