節税に本当につながるの?
税理士にお世話になると節税につながる、と思われがちですが、それだけではありません。
企業の数字上の手の内をさらすことになるので、数字上の競争力も身につくのです。
例えば、会計財務の顧問担当をしてもらうと、数字に基づいた将来の投資が具体的に見えてきます。
また金融機関の信用力が高まります。
バランスシートなどから、財務上の適正にするべきところが見えてきます。
独立して間もない法人は必要な業務が沢山出てきます。
また、雇われる側ではなく雇う側としての、発想の転換も必要です。会社設立に伴う届出書の作成なんかもしてくれます。
残念ながら事業再生の危機に陥ったときも、税理士は頼りになります。
プロから見たお金の数字って、素人とちょっと違うんですよ。
株式評価もしてくれますし、今後の企業組織改編なんかのサポートもしてくれます。
逆に事業がうまくいき、相続や贈与をする機会もでてくる可能性もあります。相続・贈与税について相談できることはもちろん、遺言書などのアドバイスを受けることもできます。
税理士は届出をすれば、行政書士の認可も受けることができるのでこういうことも可能なんですね。