納税に対する姿勢

税金はその国に住んでいる人間が必ず支払わなければならない義務であるということを頭では知っていても、せっかく汗水流して働いてもらったお金が自分の手元に残らず国へわたってしまうということに、誰もが多少の苛立ちを感じていることでしょう。

ですから、脱税などという問題が生じたり、どうにか税金をごまかすようなカラクリはないかとみなが頭をひねって考えたりします。

脱税は法律に反する犯罪行為です。「バレない」ということはないと頭から考えていただいたほうがいいかと思います。

それに、脱税すると、一時的には手元にお金がたくさんのこるかもしれません。しかし、後で数倍の痛手をこうむるというリスクも背負うことになります。

例えば重加算税を課せられたり、法人税法または所得税法違反などの罪で検挙され実刑判決を下される可能性もあるのです。

一度ついた嘘はどんどん嘘が重ねられます。悪いことはどんどん悪いことを連鎖させていきます。そうするうちに会社の経営が傾くこともあるでしょう。