税理士の正義
会社経営をされている人の話を聞いていると、税理士さんとの相性がとても大切であるということをよく聞きます。
人はよく「良し悪し」で判断したりしますが、税理士に関しても「良い税理士」「悪い税理士」という風にすぐに判断されやすいといいます。しかし、その判断基準というにも、判断する人の裁量がすべてです。何を持って「良い」とするのか、「悪い」とするのかは、人によって大きく違ってくるものです。
税理士という仕事は、法律の専門家であり、納税者の信頼に応えながら納税義務をしっかり果たすよう手助けすることを使命としている生業です。簡単に言うと、適正な申告の手伝いをするということなのです。
ポイントは税理士は、税務署側の人間ではなく、納税者側の人間であるということ。
納税者の信頼に応える、納税者側の人間であるということから、法律を犯すような脱税を黙って見過ごしたり、そうするようそそのかすことは「良い税理士」でしょうか、「悪い税理士」でしょうか。