簿記論とは
税理士試験では、すべての受験生が絶対に受験をしないといけない必須科目があります。その中の一つに、簿記論という科目があります。簿記論は、税理士にとって、どうしても必要な基礎的な知識について問う科目の一つということができます。
簿記とは、企業が行っている日々の企業活動を記録・整理して、必要に応じて計算をし、その会社の経営状態や財政の状況を明らかにする技術のことを言います。
簿記というのは、業種や企業の規模関係なく、すべての会社にとって必須の技能ということができます。簿記の資格を持っている人は、就職に有利という話をよく聞きますが、会社の経営の土台になるところにかかわるからということもできます。
税理士試験の勉強をする人のほとんどが、この簿記論から手をつけるといっていもいいと思います。簿記は、税理士に実際になってからもとても重要な技術や知識です。また所得税法や財務諸表論といったほかの科目とも連結をしているのです。