税理士に必要なスキル

税理士は、税務のプロ、税金に関する諸業務をする専門家のことですが、これはもちろん企業活動でも、また個人の事業主でも税金を払うことは義務ですので、だれでもが必要な専門家です。

しかしながら個人事業主や業務が単純で腹式簿記の知識がある場合、または企業に勤めていて、基本的に年末調整ですべての税金関係の手続きが終了してしまう人にとってはあまり直接かかわることは少ないかもしれません。

でも税関係でちょっと悩むことがあったら、良きアドバイザーになってくれるので、ある程度個人事業主でも規模が大きくなってきたり、収益が伸びてきたら専属の税理士さんを頼んだ方が色々な面で有利に働くことがおおいでしょう。また所得税だけではなく、様々な税金の相談に乗ることで、個人や法人の節税のアドバイザーになることもできます。

企業や個人事業を営んでいる場合は、まずは事業が黒字で収支すれば第一段階はクリアーですが、次に税金のことを考えると頭を悩ませることになります。もちろん税率は課税所得にもよりますが、もし法人形態で事業をしていたら、法人税は住民税、事業税を含めて40パーセント以上と、かなりの高率になります。

それではせっかくの収益も半分ほど税金になってしまう、とがっかりするのは早いのです。そこで、必要経費をしっかり計上して、事業として使うお金を確保し、正統な方法で節税していくアドバイスを税理士にしてもらうのです。

そうすれば、かなりの部分、事業のやりくりが楽になるはずです。資金のやりくりに悩んでいる社長さんはぜひ一度は税理士に相談なさってください。