税理士試験と実務経験
税理士に関係するような実務経験を持っている人も、学歴や資格を有していなくても税理士試験を受験することができます。では具体的に、どういった仕事についていれば、受験資格が与えられるのでしょうか?
まずは、弁護士や司法書士、行政書士、社会保険労務士、不動産鑑定士などについての実務経験のある人には、受験資格が与えられることになります。また事業を営んでいる個人の会計の業務を行ったことがある人も、税理士試験を受験することができます。
また自らは税理士や弁護士、公認会計士ではないけれども、事務所などでその業務のアシスタントをしているという人にも、受験資格が与えられることになります。
さらに税務官公署で事務の業務を行っていたり、そのほかの官公署で、国税や地方税の業務を行っていた人にも、受験資格が与えられます。
いずれについても、最低で3年以上の実務経験がないと、税理士試験を受験することができません。注意しましょう。