公認会計士との違い
税理士と似た資格に公認会計士というものがあります。税理士と公認会計士の違いは分かりにくいのですが、一言でいうと税理士は「税務の専門」、公認会計士は「会計監査の専門」であるといえます。
公認会計士の行う会計監査というのは、企業の発表する財務諸表が正しいかどうかをチェックする作業で、公認会計士の多くは監査法人というところに就職し、企業の財務状態・経営状態をチェック・監督をしています。
それに対して税理士は、税金のプロであり、税金の手続きや申告、財務諸表を作る立場になります。
試験の内容も、税理士は税法中心なのに対し、公認会計士はさらに監査論、企業法、経営、経済まで幅広く学びます。
公認会計士の資格があれば同時に税理士となる資格もらえます。そのため、税理士業務を兼任している公認会計士も多くみられます。