会社が赤字の場合
会社が赤字の場合、法人税を払う必要はなくなります。そして日本の法人では、7割近くが赤字決算だというから驚きです。このうちのいくつかの企業では、法人税の節税対策のため意図的に赤字決算にするための税務処理を行っているという報告もあるようです。
このような法人の中で、法人税の税金逃れのための偽装及び所得隠しが行われていないかを調査するためにも、税務調査が行われています。赤字決算で法人税・事業税を払う必要のない会社にも、こうした税務調査は行われます。
税務調査では、売上を正しく計上しているか?架空の経費を計上していないか?経費を私的に使っていないか?などをチェックされます。
ここで指摘を受けると、修正申告をして追加分を納税することになります。いわゆるマルサのように強制調査される場合以外、抜き打ちで調査されることはありません。