債務と必要経費

債務と必要経費

実際にはまだお金の支払いをしていなかったとしても、債務として確定をしてしまえば、それは必要経費として申告をすることができ、節税効果を期待することができます。ではここでいう「債務の確定」とは、具体的にどういった状態を指しているのでしょうか?

 

 

 

まずその債務が、法律上支払うことになっていないといけません。契約書があって、支払いを約束されている状態にないといけません。そのうえで、期末までに債務支払いに相当する商品若しくはサービスを受けているという条件をクリアしていないといけません。

 

 

 

たとえば、ある会社があったとします。社員を雇っていて、21日から翌月の20日までの給料を25日に支払いをすることになっているとします。この場合、当月の21日から月末までの給料は実際に支払っていなかったとしても、未払い給料という形で、必要経費としてカウントすることができるわけです。

 

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売掛金についても、同様の取り扱いをして、必要経費にすることができます。