法人税を納めるべき法人とは?
「法人」といわれて、一般的にまず思い浮かべるのは、会社などよりも実際に「法人」と名の付く医療法人だったり宗教法人なのではないでしょうか?
実際に、法人税を納めなければならない「法人」は大きく次の4種類に分けることができます。
1.普通法人(株式会社や有限会社などの企業体。合名会社や医療法人なども含まれます)
2.協同組合(農業協同組合や信用金庫などに代表される、組合員が協同で事業にあたるもので法的には企業とは異なりますが、法人税の課税対象となります)
3.人格のない社団(PTAや同窓会など、法律上は法人ではありませんが、利益を取得するために活動する場合(収益事業)は普通法人と同様に法人税が課されます)
4.公益法人(財団法人や宗教法人などをさし、収益事業には法人税が課されます)
そのほか、公共法人(地方公共団体や公庫など)がありますが、これらには法人税はかかりません。