相続の説明を行なう

いままではまったく自分に関係がないと思っていた相続税。先祖代々の土地が気がついてみたらかなり値上がりしていて、でも現金がないので、土地をうってやっと相続税を払った、そんな話が巷には沢山ありませんか。

被相続人が死亡してから初めて自分が相続税を払う必要があることが分かったという場合もありそうなると非常にやっかいです。節税対策としては手遅れだからです。もしその被相続人が死亡する前に何らかの措置をとっていたら、その土地を手放さないで済んだのに、また生命保険金が沢山でるから相続税をそれで払おうと思っていたら、親と別所帯で暮らしていたので控除額がほとんどなくあとは皆課税されてしまうといった問題もでてきます。

そして一番気になるのは最近の動向で、相続税の基礎控除が4割縮小される可能性がでてきて、財産家ではなくてもしっかり相続税が取られてしまう時代になってきています。相続のことを考えるなんて、親の遺産をあてにしているみたい、また死ぬ前にそんなことを話すなんて不謹慎なんて考えないでください。

親にとっても配偶者にとっても子供にとっても非常に大事なのがお金の話です。ここを曖昧にしてしまうと後にトラブルになったり、払う必要もなかった税金を払う羽目になるのでここはよく生前に話し合って、遺言状の作成や相続税対策は早めにしておいたほうがいいでしょう。

そうしたことの間に入って色々なアドバイスをしてくれるのが税理士で、申告書の作成もしてくれます。