相続税の申告書

自営業者やフリーランスの人の中には、毎年の所得税を確定申告している人もいるでしょう。自分で帳簿の作成をして、確定申告の書類を、すべて自分で行っているという人も少なくないかもしれません。すると、相続税の申告も、税理士に頼まなくても、自分でできると思っている人もいるかもしれません。

しかし相続税で申告をする書類ですが、所得税と比較をするとはるかに複雑です。相続税の申告書は、第1表に始まって、第15表までの書類を作成する必要があります。これらすべての表の作成をしないといけません。

さらに特例の適用を受けるとなると、特定に該当していることを証明する書類を作成して、それを添付する必要も生じます。

もし相続税の書類にミスがあると、余計に税金を支払ってしまったり、逆に支払い残りがあって、追徴金や延滞料など、従来の税額よりも大きなお金を支払わないといけなくなります。また、税理士の署名のない書類は、後に税務調査のターゲットになりやすいといいますから、税理士にお任せすべきでしょう。