相続税とは
相続税とは、死亡した人に一定以上の財産がある場合に、相続する遺族に課せられる税金です。相続税には基礎控除があり、遺産の評価額が基礎控除の金額以下であれば相続税はかからず、税務署への申告も必要ありません。
また、評価額が基礎控除を超える場合でも、申告をする事によって、配偶者の税額軽減、小規模宅地の評価減などの税務上の特例を利用し、相続税がかからないケースもあります。
相続税は国民の資産の均衡化をはかる上からも、また、国の税収面からも、なかなか課税の緩和がされません。この制度により、日本では、裕福な家庭では、三代で財産がなくなるという状況になっています。
一生懸命働いて所得税等を払っているのに、死亡した後も遺族に課される税金は、「財産がある」ということに対する課税ということにあたります。
三代で富を作ることこそ、日本の繁栄につながるのでは?という考えから、相続税を配した方がいい、という考えもでています。スイス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド等は、すでに相続税が廃止されています。国としても豊かなですが、相続税を廃止したから豊かなのだとも言われています。