相続税について
相続税とは皆さんもご存知の通り、親族が死亡した際に譲り受けた相続に掛けられる国税のことです。どうして親族から譲り受けた財産なのに税金を払わなくちゃいけないんだ!と思う人もいるかもしれません。
その気持ちも分からなくはないのですが、例え親族から譲り受けた財産でも自分にとっては所得にすぎませんよね。所得に関してはいかなる時も税金が掛かるのは当然なのです。それは致し方ありません。きちんと報告しなければそれこそ所得隠し、いわゆる脱税になり刑務所行きです。
そうならない為にもきちんと相続税は払うようにしましょう。相続を受け取る場合、配偶者がいたら必ず受け取る権利があると考えられます。また子供がいる場合は子供も必ず遺産を分配されます。もし配偶者がいなくて子供がいる場合も同じです。
もちろんそれは年齢に関係なくなので、例えまだ生まれる前、胎内にいる時に遺産が発生したとしても法律上では産まれていると仮定されるので遺産を受け取る権利はあるのです。子供がいない場合は、配偶者と父母になり、配偶者もいなければ父母が相続人になります。
父母、そして祖父母もいなければ兄姉が受け取ることになります。いろいろと面倒なような気もしますが、誰が遺産を受け取ったとしても必ず相続税は発生します。
しかし、遺産の評価額が基礎控除の金額以下である場合は相続税は発生しないので税務署へ報告する必要もありません。相続税を払うとなると最低でも6,000万円の遺産があることになります。