専従者給与で節税
サラリーマンの場合、所得税と住民税(道府県民税+市町村民税)が自動的に源泉徴収されるので年末調整によって税額が決定しますよね。なので特別な理由が無い限り、確定申告をする必要はありません。
しかし個人事業者に関しては毎年、確定申告を提出しなければいけません。しかも個人事業者は都道府県民税、市民税の他に個人事業税も支払わなければいけないのでかなりの負担になっている事が多いのです。そのまま素直に支払うのも良いですが、どうせだったら節税をして支払う税金を減らす…という方法を取るのも良いかもしれません。
節税にもいろいろな方法はあるのですが、その中の1つを紹介したいと思います。参考になるかどうかは分かりませんが、是非チェックしてみてください。気になる節税の方法とは、奥さんまたは親族に仕事の手伝いをしてもらって給料を支給するのです。
えっ、これだけ?と思うかもしれませんが、この方法を行うためには税務署に各種届出をするなど要件を満たす必要があります。奥さんなど親族に給料を支払うと自分の所得ではなく、経費として上げることが出来ます。
ということはつまり自分の所得が減るということにもなりますよね。もし、奥さんに給料を払うとなると「奥さんに専従者給与を支払う」という表現になるのです。
サラリーマンは節税をすることは出来ませんが、個人事業者は節税をするチャンスはいくらでもあります。ただ専門的な知識がないと難しいのが難点ではあります。