サラリーマンと自営業
節税対策と聞くと、そんなことはできないと思われるかもしれません。
しかし、少しだけ勉強して新しい知識を得ると、そうでもないのです。
よくサラリーマンは天引で税金を取られて、自営業だと何でも経費にできるので、自営業の方が得だ、と言われます。
しかし、それは全てではありません。
経費にするには証明が必要ですし、そのために税理士が顧問にならなければならないこともあります。そうなると顧問費用もかかってきます。
節税とは少しずれますが、自営業になるとマイホームなどのローンが組みにくくなりますし、厚生年金に入れないから配偶者分も合わせた国民年金も払わないといけません。
民間の保険料も高くなるのが常です。
自営業ばかりがなんだか悪役になりがちですが、サラリーマンは自分で手続きしないでも、適正な税金を算出してくれて、安全な殻の中にいさせてくれる、とも言えます。
お互いが隣りの芝をうらやましがるのはやめて、お互いが節税対策をして、お互いが少しでも税金を納める額を減らすことが大事です。