退職金の所得控除額
会社を辞める際に受け取る退職金には、所得税と住民税が掛かりますが、これはその支払いを受ける際に源泉徴収されます。
長いあいだ働いたという勤労の対価という意味もふくめ、ほかの所得から分離され課税を受けます。こうして、税負担が軽くなるよう配慮を受けていると言えます。
退職金の所得控除額というのは、退職した人の勤続年数に応じて算出されるそうです。当たり前のはなしなのでしょうけれど、やはり長く勤めていたほうが控除される額も大きいということですね。また、障害者となったことに直接起因して退職する際には、さらに100万円加算されるそうです。
退職金が支給されるというのは、やはり正社員のメリットですね。パートやアルバイトでも雇用主によっては退職金が支給されるケースもあるのかもしれませんが、そういったところは決して多くはないでしょう。