相続税基礎控除

よっぽどの巨額でないかぎり、遺産には相続税がかかりません。それは基礎控除というものがあるからです。相続税の計算方法というのは非常に複雑で、それこそ素人には無理なこと。

税理士などにお願いをしなければいけません。しかし、遺産の金額が基礎控除額を超えてさえいなければ、計算すらする必要ありません。

基礎控除額というのは、5,000万円＋法定相続人の数×1,000万円となっています。例えば、課税対象となる遺産総額が7,000万円あり、相続人が配偶者と鼓子供一人という場合では、課税遺産総額7,000万円−基礎控除7,000万円で、相続税にかかる遺産額は0円となりますので、相続税はかからないということになります。

法定相続人が3人であれば基礎控除は8,000万円、5人であれば基礎控除は1億円となりますので、遺産が多くても相続する人数も多ければ相続税の心配をする必要がないのです。

いかがでしょうか、あなたのお宅では相続税の心配をしなければならない状況でしょうか？