退職と確定申告
会社を辞めたときに、会社によっては退職金が出たというケースもあるかもしれません。特に有名な企業になると、退職一時金といって、企業年金基金といった会社が独自で持っている基金から、お金を受け取ることができるかもしれません。
退職金は、当たり前の話ですがお金を受け取るという行為にほかなりません。ということは、一種の所得ということになります。所得は税金の対象になります。よって退職金は、確定申告をして、税金を納める必要があります。退職金を受け取るのは、サラリーマンの人が多いので、ついつい忘れてしまうこともあるので、注意しましょう。
退職金を受け取って、確定申告をする際には、退職所得という形で、処理をします。退職所得は、通常の報酬とは違った区分で、税処理のやり方も異なります。
退職所得は、勤続年数によって、控除額が変わります。20年以下だと金属年収に40万をかけた額、21年以上だと勤続年数から20万を引いたものに70万をかけ、さらに800万をプラスした額が、控除額となります。