自宅と確定申告
最近では、SOHOという形式で仕事をしている人も少なくありません。パソコン一台で、業務をしている人たちのことを言います。SOHOの人たちの特徴として、自宅で作業をしている人も少なくない点です。自宅を事務所と兼用で使えば、事務所の経費を抑えることができます。
ところでSOHOで仕事をしている人も、確定申告をする必要があります。このときに問題になってくることとして、どこまでを必要経費として捻出することができるかという問題です。
たとえば、自宅が賃貸契約をしているとします。このとき家賃を支払うことになりますが、事務所としても活用をしている場合には、家賃も事務所台ということで、必要経費として計上することもできます。同様に、光熱費も、事務所の維持費ということにできなくもありません。
自宅兼事務所という形で仕事をしている人は、自宅のうち事務所の比率はどれくらいかということを決めておく必要があります。そして事務所の占める割合分の家賃や光熱費は、必要経費として計上できます。