特定調停とは
債務整理の中には、いくつかの方法が用意されています。その中の一つに、特定調停という方法があります。債務整理の中の一つに、任意整理という方法があります。
任意整理というのは、債権者側と債務者側とが交渉をして、今後の返済計画について決めていく手法が採られています。特定調停というのは、両者の間に裁判所が立って、交渉をしていくのが大きな違いです。
調停委員という人が任命され、債務者側と債権者側との間に立って、交渉を進めていきます。そして調停案を決めていくわけです。
もし双方が合意をすれば、調停案は、調停調書という形で作成されます。この調停調書ですが、裁判の確定判決と同じくらいの強い効力を有することになります。