特定調停向きの人
特定調停という債務整理の方法があります。特定調停とは、任意整理と基本的な手続については、ほとんど変わりはありません。しかし任意整理の場合には、債務者側と債権者側とが直接交渉をして、取り決めをしていきます。特定調停は、両者の間に裁判所が立つところが大きな違いです。
裁判所が仲介をしてくれるので、任意整理のように、相手にうまく丸めこまれるというリスクを低くすることができます。また裁判所がいますので、自分一人でも手続きをしようと思えばできる債務整理の方法ということもできます。
すでにかなりお金がない状態で、生活もキツキツの状態というケースもあるかもしれません。債務整理をしたいけれども、借金に加えて、弁護士費用を賄うことはとてもではないができないというケースもあるかもしれません。
その場合には、特定調停という方法を模索してみるといいかもしれません。弁護士費用を浮かすことができるかもしれないので、経費の節約をすることができるかもしれません。
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