任意整理向きの人
債務整理の手法の中の一つに、任意整理という方法があります。任意整理は、利息制限法に基づく利息の支払額の計算方法をやり直し、余計に支払った利息を元本に充当したりして、借金の額を圧縮する方法のことを言います。
利息の支払いすぎという現象が起きるのは、利息制限法を超える利率で借金をしている期間が長い人ということになります。ですから、借入の期間がすでに何年も経過をしている、しかしなかなか借金を完済することができないという人が行うべき債務整理の方法ということができます。
また任意整理というのは、借金の額を圧縮することはできるかもしれません。しかし借金がゼロになるというものでもありません。
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そこで引き続き返済をしていくことが前提になるということを理解するといいでしょう。ということは、現時点で、それなりの収入のある人が行うことができる債務整理の手法ということができます。また、向こう3年程度は、安定した収入が見込めないといけません。