青色申告のデメリット
もし確定申告をするのであれば、青色申告を活用すべしという話をよく聞きます。
確かに青色申告にすれば、最大で何もしなくても65万円前の税額控除の適用を受けることができます。白色申告では、この控除がありませんから、かなり節税をすることができるというわけです。
では青色申告にはメリットばかりで、デメリットはないかというと、そうもいいきれません。メリットデメリット両方を見て、総合的に判断をすることをお勧めします。
青色申告は、何もしていなくても適用されるものではありません。税務署に「青色申告をしますよ」という事前の届け出をする必要があります。また通常は税額の書かれている書類を提出すればいいわけですが、決算書も青色申告者の場合には、提出をする必要があります。ですから、帳簿などをつける必要があって、かなり面倒になってしまうところもあります。
しかしもし日ごろから帳簿などをこまめにつけているというのであれば、青色申告にしても、それほどもダメージはないかもしれません。