つなぐ 希望の木
災難を乗り越えてきた木々を、都内に訪ねた。
【政治】原発相きょう福井入り 大飯再稼働 知事と面会福井県は三日、関西電力大飯原発3、4号機(同県おおい町)の再稼働をめぐり、細野豪志原発事故担当相が四日に福井入りし、西川一誠知事と会談すると発表した。細野氏は、知事が求めた安全監視体制の強化や、電力消費地の関西の首長らに対する説得状況を説明する。 細野氏の説明に西川知事が理解を示せば、再稼働に向けた地元同意の手続きが決着に向かう可能性がある。 県によると、細野氏には斎藤勁官房副長官、牧野聖修経済産業副大臣が同行する。田中敏幸県議会議長とも会談する予定。 経産副大臣ら政務三役が現地に常駐し、同原発への監視体制を強化する方針や、再稼働に反発していた京都や滋賀、大阪の首長らが、五月三十日に事実上容認するまでの政府の対応状況などを伝える。 西川知事は「首相が国民に明確な責任ある見解を述べることが重要だ」と、原子力政策をめぐる政府の姿勢を明示するよう強く求めており、この点を追及する見通し。また、関西の首長らが再稼働後の運転期間を限定すべきとの見解を示した点でも、政府の考えを問いただすとみられる。 大飯原発をめぐっては四月十四日に枝野幸男経産相が県と町に再稼働への同意を要請。関西の説得が難航する一方、県内では、おおい町議会が「容認」の意向を時岡忍町長に伝え、知事の諮問機関である「県原子力安全専門委員会」も再稼働の安全検証をほぼ終えるなど、同意に向けた手続きが進んでいる。 細野氏の福井入りは先週末に予定されていたが、政府の原発への姿勢がはっきり示されていないことなどに西川知事が不満を示し、延期された。 PR情報
|