NHK千葉県のニュース　千葉放送局

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千葉市出先機関で不適正契約

し尿処理などを行う千葉市の出先機関「千葉市衛生センター」で、去年、入札を行うべき工事を特定の業者に随意契約で請け負わせていたことがわかり、市は不適正な契約だったとして担当者の処分などを検討しています。
千葉市によりますと、し尿処理などを行う市の出先機関「千葉市衛生センター」は、去年７月、本来は入札を行なわなければならない屋根の防水工事などについて、すでに別の工事を随意契約していた千葉市内の業者に追加で発注したということで契約価格は４９００万円でした。
契約を担当したのは、いずれも当時の５０代の所長と３０代の主任技師で、２人は、その後の監査で発覚しないようにうその契約書類をつくっていたということです。市の調査に対して２人は「天井の雨漏りがひどかったため、随意契約で工期を早めたかった」などと話しているということです。
市によりますと、入札を行った場合は、７００万円あまり低い価格で発注できた可能性があるということで、市は差額などを除いた金額を業者に支払う方針です。
千葉市は「２人の処分を検討するとともに再発防止に努めたい」と話しています。

06月04日　09時43分

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