国際米政府のソフト無断コピー 中国籍の男が罪認める 司法取引で減刑2012.5.30 14:14

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米政府のソフト無断コピー 中国籍の男が罪認める 司法取引で減刑

2012.5.30 14:14 中国

 ニューヨーク連邦地検は29日、米政府全体にわたる会計ソフトのコードを無断コピーしたとして、政府財産窃盗の罪に問われたソフトウエア技師の男が罪を認め、司法取引が成立したと発表した。ロイター通信によると、男は33歳の中国籍。

 地検発表などによると、この会計ソフトは米財務省が所有し、ニューヨーク連邦準備銀行が運営。ソフトが保存されているサーバーが古くなったため、ニューヨーク連銀が約950万ドル(約7億5500万円)かけてネット上に移す作業を実施していたが、外部委託され作業に当たっていた男が昨年夏、外付けハードディスクにコードをコピーし、自宅に持ち帰ったとされる。今年1月、米連邦捜査局(FBI)に逮捕された。もう一つの罪と合わせて最高で禁錮20年が科される可能性もあったが、司法取引成立により、量刑は禁錮1年~1年半を超えない見込み。(共同)

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