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防衛相に森本敏氏 民間から初起用
6月4日 10時55分

防衛相に森本敏氏 民間から初起用

野田総理大臣は、4日に行う内閣改造で、問責決議を受けた田中防衛大臣の後任に拓殖大学大学院教授の森本敏氏を民間から起用する方針を固めました。防衛を担当する閣僚が民間から起用されるのは、防衛庁などの時代も含め初めてとなります。

野田総理大臣は、午前10時半から総理大臣官邸で国民新党の自見代表との与党党首会談に臨みました。この中で、今回の内閣改造について説明するとともに、連立政権を維持していくことを確認しました。
今回の内閣改造で、野田総理大臣は、消費税率引き上げ法案の今の国会での成立に向け、自民党などとの修正協議に向けた環境を整備するため、問責決議を受けた前田国土交通大臣と田中防衛大臣の2人の閣僚も含め、少なくとも5人の閣僚を交代させることにしています。
そして、田中防衛大臣の後任に拓殖大学大学院教授の森本敏氏を民間から起用する方針を固めました。防衛を担当する閣僚が民間から起用されるのは、防衛庁などの時代も含め初めてとなります。
また、これまでに、法務大臣に民主党の滝実法務副大臣、農林水産大臣に民主党の参議院議員の郡司彰氏、国土交通大臣に民主党の羽田雄一郎参議院国会対策委員長、郵政民営化・金融担当大臣に国民新党の松下忠洋復興副大臣を、それぞれ起用することが固まっています。
野田総理大臣は、このあと午前11時半から臨時閣議を開いて、内閣改造に向けて閣僚の辞表を取りまとめることにしています。そして、「政府・民主三役会議」などを経て、午後1時25分から記者会見を行い、みずから新たな閣僚人事を発表するとともに、内閣改造のねらいを説明することにしており、夕方には、野田第2次改造内閣が発足する運びです。

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