執拗な取り立て
借金トラブルの中で、返済をすることができないことよりも、取り立てが問題になっていることも多いようである。
執拗な取り立てに合うことで、精神的に追い詰められてしまうわけである。消費者金融の悪徳業者の中には、昼夜かまわず電話をかけてくる、もしくは職場にまで押し掛けてくるというところもあるといわれている。
しかし現在では、金融庁の事務ガイドラインによって、取り立てのルールというものが決められている。上で紹介をした執拗な取り立てについては、いずれもガイドラインに抵触をする可能性が極めて高い。よって、もし警察に相談をすれば、警察は取り締まりの対象にすることもできるわけである。行政処分や刑事告訴をすることもできる。
また債務整理をするのも有効である。債務整理をするときには、弁護士を立てることが多い。弁護士は、債務整理の仕事を引き受けると、債権者に、受任通知というものを送る。
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受任通知を受け取った債権者は、そのあと債務者に借金の取り立てをすることができなくなるのである。