住民税対策
税理士の選択科目の中の一つに、住民税という科目があります。住民税は、基本的には個人もしくは法人の収入を元にして、一定の税率で税金を支払うことになります。
ですから、所得税や法人税と、基本的な税金のシステムは一緒ということができるかもしれません。しかし所得税や法人税は国に納める税金であるのに対し、住民税は地方自治体に対して納める税金ということになります。
ですから、もしも所得税法について勉強をしてきたという人は、住民税を選択科目の中に入れれば、リンクをするところも多いので、より効率的に試験勉強をすることができるかもしれません。
また所得税や法人税の確定申告をベースにして、住民税の課税額も決まってくることになります。ですから、税理士からしてみると、かかわる頻度も多くなってくるので、実務の面でも重要な科目ということができるかもしれません。
住民税は計算問題と理論問題が半分ずつ出題される傾向があります。また受験生が選択科目の中でも多いのが特徴です。