酒税法対策
よく税理士試験対策のマニュアルを見ていると「酒税法は受験すべし」ということが書かれています。酒税法の受験を促している理由として、そのボリュームが関係しています。
酒税法は、勉強をするボリュームが少ないです。ですから、効率的にマスターをすることができるので、より早く税理士になることができるかもしれないというわけです。
しかしもし今後税理士として仕事をしていくということを考えた場合、酒税法は、正直言って、あまり重要視される項目とは言えません。資格取得を最優先して、勉強はその後でもいいという人ならいいですが、実務面では、あまり使えない科目ということも理解しておきましょう。
酒税法は、6割がたが計算問題となります。ボリュームが少ないということと、簿記の知識がなくても対応をすることができるところが魅力です。しかしもし選択科目の中で、消費税法を受験することを検討しているのであれば、一緒に併願をすることができないので注意しましょう。