税理士の年齢分布

税理士の年齢分布

税理士の年収について、平成16年の税理士実態調査報告書によると、平均で2700万円程度になっています。

 

 

 

また平成16年のサービス業基本調査速報によると、税理士事務所が得ている収入は平均で3650万円程度だといいます。いずれにしても、普通のサラリーマンと比較をすると、高い額であることは、疑いようはないでしょう。

 

 

 

しかし税理士の年収が高い背景として、ベテランの税理士が多いからということも挙げられるかもしれません。現在、60歳以上の税理士が全体の半分を占めているとされています。

 

 

 

つまり、若い税理士というのが、なかなか育っていないのが現状といえます。実際、60歳超の税理士の次の世代が30〜40代前半の税理士が多いとされています。

 

 

 

逆にいえば、若い人が税理士の資格を取得すれば、その資格を生かすことができるかもしれません。実際、税理士事務所の中にはトップの高齢化によって、事務所をたたまざるを得ないケースも多くなっており、競争相手が少なくなりつつあるとも言われています。