権威あるオッサンに、「本を売るために、
世間の不安を煽っている」と罵られるで
お馴染みの『チダイズム』ですが、そういえば、
どのような経緯で本の出版が決まったのかを
話している途中で、バトルモードに入ったため、
まったく伝わっていませんでした。
前回、出版社の女性と13時に高田馬場で
待ち合わせたところ までお伝えしましたが・・・。
皆さんは、都内の出版社で働く編集担当の
女性と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
僕の中では、ヤリ手のキャリアウーマンで、
そこそこのマンションに住み、年齢によっては
自分でマンションを買ってしまっていたりして、
時間に追われる毎日の中、休みの日は友人と
シャレオツなイタリアンを食べて、タブレット型の
パソコンを駆使し、原稿をチェックしている人。
菅野美穂や片瀬那奈っぽい感じでしょうかね?
もしくは、若手の編集担当の女性だとしたら、
上戸彩ちゃんみたいな感じで、青山のスーツを
ビシッと着こなし、クリスマスに彼からもらった
フォリフォリの時計をチラッと見て、タクシーに
乗り込んじゃったりなんかして・・・。
重たいカバンを肩にかけ、待ち合わせ場所の
ルノワールの扉を引き、店内を見回すんです。
すると、そこには落ち着きがなく、おしぼりで
顔を拭きながら、原稿に赤ペンを入れている
サエない男の姿が! きっと、あの人だ・・・。
「あ・・・、あの・・・。」
声をかけると、サエない男は、驚いた顔で
立ち上がったが、その拍子にテーブルの
角に膝を思いっきりぶつけて、痛がる。
僕:「おーっぷす! がってーむ!」
女:「だ、大丈夫ですか?」
僕:「おーぅ、ダイジョブでーす!」
女:「あの、ちだいさん・・・ですか?」
オオサンショウウオに似た、その男は、
ズレたメガネを中指で上げ、「あ、はい。
ちだいです。僕がちだいでございます!」。
ボサボサの髪、剃り残しだらけの無精髭、
数本飛び出た鼻毛、ゾッとするムッツリ笑い。
それはもう、パーフェクト・オブ・気持ち悪い!
この男こそ、「ちだい」で間違いがなかった。
上戸彩ちゃんの人生で、一度も会ったことが
ない人種だったことは、言うまでもない。
しかし、まさかこの衝撃的な出会いが、
二人のバージンロードにつながっているとは、
この時、誰も予想しなかった。そう、本人さえ。
えぇ、僕が持っている都内の出版社で働く
女性編集者のイメージは、こんな感じです。
キャリアウーマンらしく、少し気の強い性格。
常に分刻みのスケジュールに追われているため、
最近の悩みは、彼氏と会う時間が少ないこと。
よりによって、こんなザコみたいな作家との
打ち合わせを入れてしまったせいで、余計に
忙しくなるのは分かっているんですけれども、
ヒットに飢え、少しでも可能性を感じた時には
チャレンジしてみたくなってしまうような女性。
そんな感じの人と、ちゃんと話せるだろうか。
初めての出版が、初めてのセクロスより先に
やってくるとは思いませんでしたが、あまりに
意気込みすぎて、そういえば昨日の夜は全然
眠れなかった僕。
座っているうちに、肝心の本番を前にしながら
眠くなるというポンコツぶりを発揮し始めた僕は、
眠ってはいけないと思い、ソファーに座りながら、
「イナバウアァァァ!」
2012年にもなって、まだイナバウアーをする
アホな男は、世界中で僕だけだと思いますが、
それは奇しくも、入口を見る形となり・・・。
「イナバウ・・・アー!?」
僕の目の前には、なんと、一人の女性が
立っていました。逆さまで。「ちょっ!!!」
さて、この続きは、明日お届けすることにしまして、
今日もセシウムの検査結果をお知らせします。
今回、検査をしてみた食品は・・・。
「ハッピーターン」。
亀田製菓の人気のお菓子ですが、原料の米が
汚染されていたら最悪ですから、子供も食べる
お菓子の安全性は、特に気になります。
セシウムがなければハッピーですけど、
セシウムがあれば、全然ハッピーじゃない。
検査の結果がとっても気になりますが、
どうだったのかと言うと・・・!
「不検出(ND)」。
軽いので、検出限界値は高くなりましたが、
結果は不検出で、微妙な数値も出ないという
本当にハッピーな結果に! パッケージの裏を
よく見てみると・・・。
国産だけでなく、アメリカ産やタイ産の米も
使われているようなので、日本の危険な米が
含まれる確率は、低いのかもしれません。
今では「国産」と言われるより、アメリカ産や
タイ産と言われた方が安心な気がしてしまう。
すべては、これまでの厳密な産地名称をやめ、
全部を「国産」とごまかしているせいですけど。
なるべく安全なものを選んで食べられるように
世の中が変わったらいいと思うんですけどね。
数値を表記してくれるようにならないでしょうか。