チダイズム ~毎日セシウムを検査するブログ~

すべての女性と未成年のために、1日1個ずつセシウムを検査して公表しています。LB2045使用。発表している値は1kgあたりのセシウムです。


テーマ:

このメルヘンの国・日本では、放射能のことを

考えると、なんだか暗い気分になっちゃうため、

楽しくないのはイヤだし、事故前と変わらない

キャッキャ言えちゃう毎日を過ごしたいからと、

政府や東京電力は、こう言いました。


「考えるの、やめちゃおうぜ!」


だいたい、「放射能は危ないもの」ということに

なっているから、こんな暗い気分になるわけで、

放射能が危なくなければ、何も不自由はないし、

何より多額の賠償金を払わなくて済む!


「こんなに最高なことはないぜ!」


そんなわけで、いつもお世話をしてあげている

御用学者の皆さんに、「危険ってことになると、

キミたちにお金をあげられなくなるけど?」

現実を見せつけて、「大安全キャンペーン」

実施することにしました。


これまでも、「放射能は危ない」と言われると、

めちゃくちゃ儲かる原発が作れなくなってしまい、

住民を説得するために、あれやこれやの理論を

培ってきましたから、「安全だ!」と言うのには

慣れています。


例えば、皆さんの生活に馴染み深いレントゲンや

CTスキャンに例えるなんて、グッドアイディア!


「そう言いながら、アンタたちだって、普段から

レントゲンで被曝しているじゃないか!(キリッ」。


それに、宇宙からも放射線が降り注いでいて、

人間は常に、うっすら被曝しているんですから、

こう言ってやるのも効果的です。


「宇宙からも放射線が降り注いでいるのに、

どうして原発の放射線はダメなんですか?

宇宙からの放射線も、原発からの放射線も、

同じ放射線には変わりないんだから、そんなに

被曝がイヤなら、地球に住まないでくださーい!

放射線のない星に行けばいいんじゃないですか。

あるのかどうか知りませんけどねー!(キリッ」


福島市や郡山市では、そう何度も浴びるのは

良くないと言われるレントゲンを2日に1回という

驚異的なペースで浴びている計算になりますし、

宇宙から降り注ぐ放射線とは、また別の種類の

アルファ線やベータ線を、「内部被曝」という形で

体の内側から浴び倒しているのですが、そういう

危ないっぽいことを言われるとキリがないので、

ちょっとでも危ないとか言うヤツがいた時には、

こう言ってやることにしました。


「風評被害」。


今、このメルヘンの国でやってはいけないこと。

それは、痴漢でもなければ、万引きでもない・・・。


社会の不安を煽ること。


「安全だ」と言わないと、さまざまな不都合が

出てきてしまうので、安全でなければ困るのです。

もし福島や郡山から人口が流出したら、福島県の

税収はどうするんですか!


福島の経済を守るには、放射能を危ないと

言ってはいけないんです。それに、福島の人は

いっぱい被曝しているんです。なのに、放射能を

怖がったら、福島の人が可哀想じゃないですか!


みんな、「絆」だよな?


そう、日本人は、「絆」なんです!

福島の人だけが被曝するなんて、おかしいです。

西日本の人たちも被曝をして、もし福島で何かが

あった時には、一緒になって苦しもうじゃないか!


福島を見殺しにするのが、「絆」じゃない!

「絆」っていうのは、誰かが病気になった時に、

その横で看病するのではなく、一緒に病気になり、

ともに飲んでいる薬を自慢し合うことが「絆」。


「絆」のことを悪く言うヤツは、日本人じゃない!

そうです、「絆」は最高! 今こそ我々の誇り高き

ジャパニーズ・スピリッツを世界に!


「KIZUNA(キッズーナ)!!」


えぇ、僕には、メルヘンの国の人たちが言う

「絆」ってのが、まったくわからないのですが、

「放射能は危ないものだ」という真実を言わず、

人を騙すことが「絆」だと、僕は思いませんので、

今日は、僕たちが浴びても良い放射線量の話を

しようと思うのですが・・・。


日本では今、「1年間に20ミリシーベルトまで

浴びても良い」ということになっているんですが、

一体、どんな理屈で、こんなことになっているのか、

皆さんは、ご存知でしょうか?


世界には、原子力産業を盛り上げるために、

人間がどのくらい被曝しても良いのかを研究する

「ICRP(国際放射線防護委員会)」という名の

御用学者で組織された団体が存在します。


どうして、ここの人たちが御用学者かと言うと、

基本的に、「原発マネー」で運営されているから。

日本やアメリカなど、原発大好物の国々を中心に

結成したため、チェルノブイリの事故の時なんかは、

原発産業が低迷しないように、なるべく健康被害が

出ていないように装いました。


そして、実際より少ない評価をする「ICRP」に、

「ふざけんな!実際をよく見ろよ、バカ野郎!

もっと病気になってる人がいるだろうが!」と、

科学者たちが中心となって設立されているのが、

「ECRR(欧州放射線リスク委員会)」です。


個人的には、過小評価をする「ICRP」よりも、

原発マネーに汚れていない科学者が、なるべく

正当に評価しようと設立した「ECRR」の方が

信頼でき得るデータだと思いますが、日本では、

「ICRP」がベースになっていますから、今回は、

その「ICRP」の話をしようと思います。


皆さんもご存知かと思いますが、ICRPでも、

一般ピープルが1年に浴びても良いとされる

放射線は、「1ミリシーベルトまでです!」

キッチリ定められています。


これは、アメリカの人も、ブラジルの人も、

もちろん日本の人も、世界共通の基準です。


こういうことを言うと、どこぞのバカ野郎が、

「ブラジルのガラパリでは、年間10ミリ以上

浴びているんですけどwww、1ミリなんて、

現実に不可能なんですけどwww」とかいう

脳味噌を強烈な中性子線が貫通したかのような

ファンタジー溢れる発言をしてしまうんですけど、

この「1ミリシーベルトまで」というのは、宇宙や

大地からの放射線は含みません。


「バナナにはカリウムが入っているんだから

バナナを食べまくる人は、被曝しまくるという

ことになると思うんですけど!というバカも

現れるかもしれませんが、蓄積しないはずの

カリウム40が脳味噌に蓄積したタイプでしょう。

バナナも「1ミリシーベルトまで」という定義に

含まれませんし、おやつにも含まれません。


遠足の時に、クラスのお調子者が「バナナは、

おやつに入りますか?」と定番の質問をして、

「うちの女房は、先生のアッチのバナナを

メインディッシュだと言ってたぞ!」と答えて、

クラス中が静まり返るというのが、あるあるだと

思いますけれども・・・。


いわゆる自然の放射線や放射線医療を除き、

原発由来の放射線が年間1ミリシーベルトまで。

これは、事故が起こったとしても、こうあるべきと

示されているものです。そして、日本の政府は、

まさか事故なんて起こると思わなかったので、

この「年間1ミリシーベルト」というのを法律に

書き加えました。


一般ピープルが、年間1ミリシーベルトを

超えて被曝するのは、法律違反なんです!


つまり、東京電力は大々的に法律違反を犯し、

多くの人を年間1ミリシーベルト以上の放射線を

浴びせているのですから、これは事件のはず。


もし、これが事件でないと言うのなら、見知らぬ

美女のおぱーいを、僕が突然3揉みくらいしても、

事件にはならないことになります。


事件にならないなら、揉む!(キリッ


オオサンショウウオに似た男が、美女に突進し、

全力でパイオツをわし掴んで、レロレロ言って

ディープキスを迫っても、政府が法律を無視して

良いと言っているんですから、やるしかない!


じゃあ、「年間20ミリシーベルトというのは、

どこから出てきたの?」という話になりますが、

これは一般ピープルではなく、放射線を取り扱う

特殊な職業の人が浴びても良いという基準です。


例えば、レントゲン技師や原発で働く作業員は、

「年間1ミリシーベルト」を守れないことがある。

原発をなくせば、作業員をなくすこともできるけど、

レントゲン技師は、いなくなったら困りますよね。


そういう人には、やむを得ず、被曝してもらうしか

ありません。他の人より少し良いお金を払うから、

被曝してしまうけど、やってもらえませんか。


そこで、こうした放射線を取り扱う職業の人には

一般ピープルとは別に、「職業被曝」というのを

設定することで、この問題をクリアしました。


特に、原発作業員は、めちゃくちゃ被曝します。

だから、自分の社員が死んじゃった時に責任を

取りたくなくて、アホみたいに下請けに仕事を流し、

8次請け、9次請けというシステムになっている。


例えば、原子炉の配管を交換しようと言ったら、

使用済みの配管は強烈な放射線を発するので、

作業員たちは被曝しないわけにはいきません。

あまり低く設定してしまうと、誰も作業ができない。


だから、安全とは言えませんが、1年で50ミリ。

ただし、それも毎年50ミリも浴びたら死ぬから、

5年間にした時には100ミリに抑えられるように

ルールを作ったのです。


はい、5年間で100ミリシーベルトまではOK。

これこそが、現在、日本の政府や御用学者が

言っている「年間20ミリシーベルトまでなら

放射線を浴びても大丈夫」の根拠です。


放射線を取り扱う仕事をしている人だって、

同じ人間なんだから、その人たちが大丈夫で、

一般ピープルがダメなんておかしいでしょう?

だから、「年間20ミリシーベルトまでOK」。


そして、このアホの基準を、さらにアホな人が、

「放射線のプロが決めている基準なんだし、

素人のオマエらが危険だと言うな!」なんて

ホザき出し、「風評被害だ!」と言うんです。


しかし、ICRPの基準を最後まで

読みやがれ、このキズナ野郎!


年間20ミリシーベルトまでOKと言えるのは、

18歳以上の労働者に限られるわけですよ!

つまり、1歳や2歳の子供が、原子炉の横で

24時間365日暮らすことは想定していない。


電車のホームで言えば、今までは黄色い線の

内側に下がっていれば安全だと言っていたが、

あまりに人が多いから、黄色い線と言っている

場合じゃなくなって、ホームの端まで行っても

良いことにしたようなもの。


多くの大人は、ホームのギリギリに立っても

ホームから落ちることはないかもしれないが、

子供は危険。特に、小さな子供まで、一律に

20ミリシーベルトまでOKというのは、日本の

オリジナルルールであって、根拠はありません!


赤ちゃんからお年寄りまで、一般ピープルが

浴びても良いのは、あくまで年間1ミリまで!


20ミリシーベルトまで浴びても良いのは、

被曝することを自分の意志で「よし」と決めた

大人に限られるというのが、世界のルール!


日本では、今、原発事故が起こったからって、

20ミリシーベルトまでOKになっていますが、

それは国民全員、「放射線業務従事者」

なっているということ。1歳や2歳の乳幼児まで、

放射線を扱う研究室や、レントゲン室で24時間

暮らしても構わないということになっているのです。


さらに深刻なのは、他でもない、妊婦さんです。

ICRPの基準で、妊娠発覚から出産までの間に

浴びても良いのは、放射線を取り扱う職業の人も

腹部を基準に「年間2ミリシーベルトまで」。


これは、放射線を取り扱う専門家たちが持つ

「アイソトープ手帳」にも、しっかり明記されて

いるのです。つまり、福島市や郡山市で暮らす

妊婦さんたちは、このICRPの「職業被曝」

基準すらも違反しているということになります。


つまり、世界のプロたちも、高線量で暮らす

妊婦さんや胎児の健康は保障していない!


大丈夫だと言っているのは、世界の原子力を

盛り上げるための自称・放射線の専門家たちが

作った基準すら無視して「大丈夫」と言っちゃう、

お金のためなら、妊婦や赤ちゃんの健康に害が

及んでも関係ないと思っている腐れ外道だけ。

こんなヤツは、専門家でも何でもありません。


もし、赤ちゃんに先天的な何かがあっても、

「これは放射能のせいなんかじゃない!

あなたが不規則な生活をしたり、妊娠中に

ストレスを溜めたせいですよ」と言うのです。


下手をすれば、放射能を危険だと言っている

「絆」の精神に欠けた「風評被害野郎」どもの

デマによって、ストレスを溜めたのではないか。

なんて野郎だ、年間20ミリシーベルトまでなら

安全なのに、「余計な不安を煽るからだ!」

言っちゃうわけです。


妊婦に至っては、世界のユルユル基準ですら

「妊娠中に2ミリシーベルト以上浴びるな」

きっちり明記されているのにですよ!


都合の悪いことを無視するな!

テメエだけメルヘンに生きてろ!


つまり、ICRPの基準で考えても、未成年が

年間20ミリシーベルト浴びる職業に就くとは

想定していないし、妊婦に至っては、そういう

仕事をしている人でも、2ミリシーベルト以上は

浴びてはいけないと明記されている。


未成年と女性の健康は、

まったく守られていません。


このブログが、当初、老若男女すべての人に

お届けされていたのに、「未成年」「女性」

助けるためにシフトしたのは、本来、こういった

人たちを守るのは「大人の男」の仕事なのに、

今の「大人の男」どもを見てくださいよ!


奥さんが、放射能に気を付けていても無関心。

酷い時には、「グチャグチャうるせぇ!」とか

言っちゃうわけですよ。だから、このままだと

子供を被曝させ放題。


どこぞの市長は、「福島がかわいそうだから、

俺らも一緒に被曝するんだ」と言っているし、

次々と湧いて出てくるバカな男どもは、世界の

基準を踏まえて大丈夫だと言っているんだから

「プロの言うことを信用しろ!」だそうです。


自称・プロの御用学者ですら

「ダメだ」と言ってるというのに、

オリジナルのメルヘンルールで、

「大丈夫!」とホザいているから

ブログを書くんだ、バカ野郎!


一般ピープルが、年間20ミリシーベルトまで

浴びるというのは、僕のように、34歳になった

オッサンだったら、原発作業員になったつもりで

受け入れられるかもしれませんが、未成年や

妊婦にまで適用できるような数値ではない!


つまり、本当に1年に20ミリシーベルトまで

浴びても良いのかと言ったら、大人の男なら

良いかもしれないが、未成年や妊婦の女性は

浴びて良いわけがないという結論になります。


さまざまな事情で、やむを得ず被曝するのは

仕方がないかもしれませんが、「大丈夫!」

言っている腐れ外道どもは、何を根拠にそんな

アホなことを言っているのか。


大丈夫じゃないから、

どうにかしなければ!


こう考えないと、対策すら打てないわけです。

ちゃんと「大丈夫じゃない」と言った時には、

どこかの善意ある旅館が、福島の妊婦さんを

受け入れてくれるかもしれないじゃないですか。


こういうのが「絆」じゃねぇの?


大丈夫じゃないヤツを、大丈夫だと嘘ついて、

余計に被曝させることが「絆」じゃねぇだろ!


政府や官僚が、「大丈夫じゃないし、僕たちは

無能のくせに給料をもらっているクズだから、

何もできません!」と言えば、民間の有能な

人たちが、アホに代わって、頑張りますから!


ニセモノの絆で、かけがえのない故郷を汚し、

ニセモノの絆で、助けるべき人たちを見殺し、

ニセモノの絆で、俺たちの国は素晴らしいと

自画自賛するようなバカには、なりたくない!


かわいこちゃんを被曝させて、平気な顔ができる

腐れ外道どもに、真っ向から宣戦布告をします!

「仕方がない」と言って、何も対策をしないなんざ

バカのすること。


男なら、キンタマごと立ち上がれ!


立ち上がらないヤツに、用はありません。

危険に晒されている女性や子供が、さらなる

危険に晒されないように、思案に思案を重ね、

あらゆる手を尽くすというのが、「漢」でしょう!

そのためには、もっと勉強しないといけません!