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農相に郡司氏 防衛相は民間起用へ6月4日 9時18分
野田総理大臣は、消費税率引き上げ法案の今の国会での成立に向け、自民党などとの修正協議に向けた環境を整備するため、問責決議を受けた2人の閣僚の交代も含めた内閣改造を行います。新たに農林水産大臣に民主党の参議院議員の郡司彰氏の起用を固めたほか、防衛大臣は民間からの起用で調整を進めています。
野田総理大臣は、消費税率引き上げ法案の今の国会での成立に向け、自民党などとの修正協議に向けた環境を整備するため、問責決議を受けた前田国土交通大臣と田中防衛大臣の2人の閣僚も含め、少なくとも5人の閣僚を交代させることにしています。
鹿野農林水産大臣の後任に民主党の参議院議員の郡司彰氏を起用する方針を固めました。また、田中防衛大臣の後任については民間からの起用で調整を進めています。
内閣改造人事では、これまでに前田国土交通大臣の後任に民主党の羽田雄一郎参議院国会対策委員長を、小川法務大臣の後任に民主党の滝実法務副大臣を、それぞれ起用する方針を固めています。
このほか、郵政民営化・金融担当大臣には、国民新党の自見代表に替えて、同じ国民新党の松下忠洋復興副大臣を起用する方針です。
野田総理大臣は、国民新党の自見代表との党首会談で、内閣改造の方針を確認したあと、昼前に臨時閣議を開いて、閣僚から辞表を取りまとめることにしています。
自見代表との2回目の党首会談や「政府・民主三役会議」を経て、午後1時25分から記者会見を行い、みずから新たな閣僚人事を発表するとともに、内閣改造のねらいを説明することにしており、夕方には野田第2次改造内閣が発足する運びです。
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