爪は何からできているのか?
爪は皮膚の一部なんです。皮膚とは全く違う質感を持っている爪ですが、実は、皮膚が角質化したものなんですね。ケラチンというたんぱく質の一種が主になっています。水分がなさそうに見えますが、10%くらいの水分を含んでいて、この水分量は季節などによっても左右されます。
冬になると肌が乾燥しやすいという方がいますが、爪も同じ。皮膚が角質化したものですから、冬になれば同じように爪も乾燥しているのです。だから、冬場になると、爪が割れやすくなってしまうのですね。
水分やたんぱく質で構成されている爪は、体に水分量が足りなかったり、血液の循環が悪かったり、また貧血状態になっていると爪の色が悪くなるなどの、健康のバロメーターを知る大切な部分となっています。爪をケアすることで、いつもと爪の感じが違うということにも気が付きます。
乾燥しているみたい、いつもより凸凹した感じ、また色が悪いなどに気がつくことで、健康状態があまり良くないということに気がつくこともできます。爪のケアは、体にとっても必要なことなのです。