11 転生者襲来
神社の階段前
「なんでバリケードがあるんだ・・・?」
「昨日はなかった気がするけど・・・」
「まぁ行ってみりゃ分かるか!」
「いっちば~ん!」
「あ~! お姉ちゃんまって~!」
「うわぁあ~! なのは急にに走らないで~! う゛わ゛~・・・・・」
「・・・大丈夫かこの面子襲撃されても知らんぞ」
お、白か、やっぱ少女には白が似合うね~
~少女階段上昇中~
「長女がジャージな件について」
「どしたの?」
「いや、なんでもない」
「あ、ウチのことみゆきでいいから!」
「わかったミユキ、我のことはキャロでいい」
「あれ、すでに呼び捨てに!?」
「今なら特別に様を付けてやろう」
「発音がおかしいよ!?」
海鳴神社・・・過去狐の怨霊を封じたとか、封じなかったとか、そんないわくつきの神社なのだ
「一番は頂いたー!」
「とうちゃ~っく!」
「ふぇ~・・・みんなまって~・・・」
「遅いいなミユキザマァw」
「ク、飛ぶなんて卑怯だよ!」
「卑怯も外道も有るんだよ!」
「ムキー!」
あえて否定しないところは、戦闘民族ゆえか
「はぁ、はぁ、やっと、ついたの・・・あれ?」
「ぬ?」
どうやら先客が居たようだ
銀髪の髪
緑と黄色のオッドアイの瞳
溢れ出る美形臭
「なんという典型的な転生者・・・いっそ清々しい」
「あれが、転生者!」
ミユキは戦闘態勢に入った
「なのは!」
「!? レイジングハート set up!」
なのはも一歩遅れて戦闘態勢へ
「おいそこのオリ主、そこで何をしている!」
「あ、あのすいません、ここで青い宝石みませんでしたか・・・・・・・!?」
唖然としながらこっちを見る転生者
「もう、来ちゃった、どうしよう、コレじゃあ・・・」
頭を抱えて涙目だ・・・何があったし
「貴様、転生者で間違いないな?」
「あぁ、僕は転生者なんだ・・・・君も?」
「ぬ? 我を見て反応せんところを見ると、原作知識が無いのか?」
「えっと、無印とA'sしか見たことなくって・・・」
「あ~、なるほど、んで、何してたんだ?」
「ジュエルシードを使って、見た目をどうにかして変えようかって・・・」
「ぬ?」
「こんな見た目嫌なんだ! よくわからない爺さんに無理やり転生させられて、赤ん坊のころ気味悪がられて両親に捨てられて、孤児院に拾われて何とか生き延びたんだけど・・・、髪を染めても数時間で銀髪に戻るわ、カラーコンタクトはいつの間にか無くなるわ、挙句の果てに”王の財宝”には何も入ってないわで、もうジュエルシードにすがるしか・・・・・orz」
「うっわ~・・・」
「酷すぎるの・・・」
「なんというとんでも転生者、我は初めて哀れという感情をここに残そう・・・」
「わかってくれたか・・・!(グスン)」
理解者も居なかったんだろうな・・・中身が無いんじゃ戦闘力がないも等しいし戦闘狂グループにも入れない、見た目がアレすぎてモロバレ、ここまですごいと、もう、ねぇ・・・
「我はジュエルシードの管理者だ、願いを叶えてやってもイイ」
「ほんとうか!?」
「あぁ・・・ぬ!? そんな・・・ばかな・・・・」
「どうしたんだ・・・・?」
髪を1本永久に色を帰るのに1個
目に色を片方永久に色を変えるのに20個
「そんな、ばかなああああああああああああああ!?」
『うわぁ、これはひどい』
「妥協点でレアスキル発現があるが・・・」
色の認識を変える15個(色を思った色に見せる)
フェイスチェンジ12個(幻影を顔にかけて別物に見せる)
雰囲気を薄くする10個(影が薄くて気づきにくくなる)
「コストが結構きつい、最低でも数年待ってもらわねば・・・」
「NOOOOOOOO!」
カツラ・ダテメガネ(カラーor瓶底orフルフェイス)1個
「これはどうだ?」
「!? なんで今まで気が付かなかったんだろう・・・・ありがとう、僕、急いで買ってくるよ! 何かあったらいつでも言って、この恩はいつか必ず!ε=ε=ε=ε=( っдT)ノ」
悲しみを背負った少年の連絡先をゲットした!
「うぅ、ぐすん、いい話なの」
「え? まぁ確かに可哀想だったわね・・・」
「転生者、恐ろしい敵だった(グスン)」
「・・・ジュエルシード、散らばったジュエルシードを回収せよ・・・1つか、うん、まぁ、いいか、行くぞ末っ子とナツミ」
「みゆきだよ!」
「次行くぞ!」
「うん!」
「(全員が納得して来た訳じゃないってことか・・・)」
全員の心に10のダメージ、転生者は逃亡した
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