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父親が高齢のときの子どもは双極性障害のリスクが増加
◎子どもをつくるときに父親が高齢であると、子どもは双極性障害または躁うつ病を発症しやすくなるようです。
◎子どもをつくるとき、男性の年齢が 30 歳以上になるとこのリスクが増加しはじめて、 55 歳以上になるとリスクが最大になります。
◎すでに、父親の年齢が高くなると、精神分裂症と自閉症の発症リスクと関係することが報告されていますが、これに双極性障害のリスクも追加されました。
◎長い間、母親側の年齢と健康などの要素が、子どもの奇形と他の異常に最も密接にリンクされると考えられてきましたが、新しい研究は、父方の要素も重要な役割を果たすという証拠を加えています。
◎自分のすべての卵子をもって生まれる女性と異なって、男性は成人の人生の間に新しい精子を作ります。
◎特に男性が年をとると、精子を作る過程の DNA のコピーに誤りが発生する傾向があります。
◎スウェーデンの医科大学のカロリンスカ研究所のエマ・フランス ( Emma M. Frans M.Med.Sc ) 氏らが、Archives of Psychiatry 誌9月号に発表しました。
◎双極性障害をもっている人々は、間欠に存在する相対的に平穏の時期を挟んで、強いうつ状態と熱狂状態の間で変動します。
◎双極性障害の正確な原因は知られていませんが、家系が影響するようです。
◎およそ 100 人あたり 1 〜 4 人が、人生の間に双極性障害を発症するといわれます。
◎研究は、スウェーデンの 1 万 3428 人の双極性障害と診断された患者と、それぞれの患者に対して、齢と性別をあわせた双極性障害でない人々を無作為に選んでおこなわれました。
◎母親の年令、兄弟の数、メンタルヘルス問題に関する家系のような他の要素で制御した後に、双極性障害の発症リスクと父親の年令のと間に、明らかな関連を見つけました。
◎父親の年齢が高くなればなるほど、子どもは双極性障害を発症しやすいようです。
◎リスクの目立った上昇は、父親が 40 歳ぐらいになるとみられますが、 55 歳以上で特に大きくなります。
◎男性が 55 歳の時の子どもは、 20 〜 24 歳の男性と比べて、双極性障害と診断されるリスクが 37 パーセント増加するようです。
◎父親が 30 歳以上では、リスクが 11 パーセント増加するようです。
◎また、父親が 20 歳未満のときは、父親の影響はさらに大きくなりました。この場合は子どもが双極性障害を発症するリスクが 2. 63 倍に増加しました。
◎女性は、自分のすべての卵子をもって生まれます。したがって、母親の年令があがっても、 DNA のコピー誤り数は増えことはありません。
◎このことに一致して、研究者は、研究対象の家族で、母親の年齢があがることによる、子どもの双極性障害のリスクへの影響は小さいことを発見しました。
◎研究結果は、父親の年齢の上昇は、子どものリスクを増加させるかもしれないのを示します。これは科学者にとって重要です。しかし、リスクの上昇はわずかなので、年齢が高いことで、子どもをつくるのを思いとどまるべきではありません、とフランス氏は述べています。
9/02/2008
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