1995年に起きた地下鉄サリン事件で特別手配されているオウム真理教の菊地直子容疑者(40)とみられる女が3日、相模原市の潜伏先で身柄を確保された。警視庁は女の身柄を同庁に移送した。同庁が身元の確認を急いでいる。
警視庁によると、3日午前に情報提供があり、相模原市内の一戸建てで捜査員が張り込んでいたところ、午後8時すぎに女が帰宅した。女は捜査員に本人と認めた。女は、右目の下にほくろがあり、痩せているという。
菊地容疑者は95年3月20日、教団元代表松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(57)らと共謀し、都内の地下鉄でサリンを発散させ、12人を殺害し多数を負傷させた疑いで特別手配された。
[時事通信社]