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9 シリアス()
我らは今、なのはの部屋に来ている
念話では不十分のようで、実際にジュエルシードを使うところを見せるためだ
実際はユーノの手持ちのジュエルシードを回収するためだ

「まずは名乗っておこう、我はキャロ・ル・ルシエ 八神家の守護竜だ」

「八神はやていいます、よろしくな~」
車椅子から降りて、俺の隣に座る

「高町なのはです! なのはって呼んでね!」

「ユーノ・スクライアです このジュエルシードを発掘して、管理局に引き渡す時の事故で散らばってしまったジュエルシードを回収しています」

「うむ、まず気になっていることだが、我はジュエルシードの管理者を創造神から言い渡されている(まぁ嘘だが)」

「ほんとですか? そんな存在が居たのは文献でも確認していないのに・・・」

「文献には載っていないはずだ、世界を消滅させた後創造神が作られたのだから(嘘だがな!)
22個目のジュエルシードで休眠状態の我が、1つめが暴走したのをきっかけに目覚めたのだ」

さり気なく胸元のジュエルシードをアピールすることも忘れない

「そんな・・・その証拠はどこにも!」

「ふむ、高町、昨日のことは覚えているか?」

「ふぇ? えっと・・・ジュエルシードに願って、ユーノ君が光って・・・」

「そうだ、実際に願いは正常に聞き届けられ、ユーノ・スクライアを回復させたのが証拠になるであろう」

「では、これからどうすれば・・・」

「今まで道理回収してもらいたい、出来れば管理局と転生者に悪用される前に全てを集めたい」

「管理局が悪用!? 転生者とはいったい・・・」

「管理局?」

「時空管理局はたくさんある世界を管理することを目標とした組織で、主にヤバイロストロギアを封印して犯罪防止を主とする組織だ」

「だったら、なんで管理局が!」

「それは上層部の9割が汚職やロストロギアの密売に関わっているからだ」

『な、なんだって~!?』

「現場で働くヤツラは確かに優秀なんだが、上層部が腐っていてな、我のような存在は間違いなく利用されモルモットにされるだろう」

羽と尻尾と角を出現させる

「!? ほんとに竜なんだ・・・」

「真の姿は数十mの巨竜だ、ここでなるわけにはいかんがな」

「ふぇ~・・・」

「そうやったんか! みてみたいわ~」
何故か俺の後ろに移動した・・・放置しておこう、めんどくさい

「次に転生者だが、これは管理局よりヤバイヤツラだ」

「転生者・・・」

「観測世界、俗にいうパラレルワールド、この世界がアニメで有る可能性のある世界から来た連中だ」

「そんな連中が・・・」

「(フリード、Dカップや!)」
「(キュクルー! まかせて家主!)」

「転生者には大きく3つの分類がある


転生者
赤ん坊や希望した年齢・希望した姿でこの世界に来た連中だ
大概は多くいる神の暇つぶしに選ばれたヤツラだ
昨日いたオレンジ髪のやつもコレだ「え!?」
大概が綺麗な容姿をしている、いきなり頭を撫でて微笑んでくる奴はほぼコレだ
戦闘力が極端に高い奴が多い


憑依者
この世界の住人の魂を乗っ取り、憑依してしまった者のことだ
多次元の同位空間から事故で憑依するか、神の悪戯が一般的だ
我がコレに当たる、雇われ管理者のようなものだ


漂流者トリップ
観測世界から次元断層で漂流してきた人達のことだ、俗にいうトリップだ
観測世界以外でも偶に次元移動してしまう事故も結構あるがコチラは次元漂流者になる
何故か普通のやつが少ないが戦闘力が低いのが特徴だ


そしてこの世界の未来に関して、禁止ワードが喋れなくなることが共通している
例えばみんなの将来などだな、前世の記憶がある奴が多く、見た目通りの年齢のやつはほぼ居ない
ここまではいいか?・・・・・#」

(ズモモモモ)
「(増量完了や! フリードあんがとな~!)」

「黒崎くんが、転生者・・・!?(なんという戦闘力なの!?)」

「そんな存在が居たなんて・・・!?(そんな、いったいなにが!)」

「ほぇ~・・・(もみもみ)(もみ心地、重さ、質量、総合・・・マーベラス!)」

「・・・とりあえずドアで聞いてもらっている親御さんにも入ってきてもらうか」

「ふぇ!?」

ガチャリとドアが開かれた
そこに居たのは高町家全員だ

「なのは・・・」

「なのはは大丈夫なんですか?」

「彼女次第ですかね・・・説明を続けてもいいでしょうか?」

「はい、お願いします」

「まず、ジュエルシードは危険なものです、しかし魔力のない一般人や魔力量の少ない人では手も足も出ません
封印魔法が使えるのは、デバイスのある我となのはだけ、正直回収は我に任せてもらい、もし発見し場合のみ迅速に封印処理していただけると助かります」

なのはが手を挙げる

「あの、手伝いってだめなんですか?」

「さっきも言ったとおり、世界を滅ぼすほど危険なものだ、いくら才能があるからといって初心者魔導師がしゃしゃり出ていいところではない」

「は、はい・・・(がっくり)」
あのツインテール、生きているんじゃないだろうか

「だが、封印できるものが今ここに2人しか居ない、そして転生者は必ずしゃしゃり出て関わろうとするヤツラが多い」

「なんでなん?(もみもみ)」

「それは転生者がレアスキルをほぼ全員持っているからだ」

「レアスキル・・・ですか?」

「レアスキルは、先天的に持っている魔導の才能です ずば抜けた才能は、デバイスをもたずに転移したり幻術を使ったりする人も居ます」

「ユーノの通りだ、そして転生者の連中で、積極てきに関わってくるヤツラは攻撃型のレアスキルを持つものが多い」

「危険、ですね」

「実は転生者のことは管理局も知らん」

『!?』

「そこで、後で来る管理局員にはユーノが説明してほしい」

「わかりました」

「ここまでで、なにか質問はあるか?」

「前線の管理局員は良い人が多いんなら、助けてもらえばいいんじゃないんですか?」

「それでもあまり関わりたくない理由の一つが、我がジュエルシードを正しく使えること、そして前線は常に人出が少なく、万年人手不足で、意欲のある人をだれでもスカウトする、9歳でも働いている奴も居る、この意味が分かるか?」

「9歳で・・・そんな・・・」

「本人の同意の元で働いているし、身分保障がなくても才能次第で頑張れる仕事場らしい、給料もいいからそれこそ低年齢がおおいだろう、そして腐った上層部は判断力の乏しい低年齢の戦力を使うわけだ、ありがちな腐敗組織だな、しかも三権分離できておらず、司法・立法・行政を上層部のゴリ押しでいいようにごまかしたりするからたちが悪い」

「でも、世界を救った人もたくさん居ます!」

「そりゃそうだ、上層部なんて全体の1%もいないだろうさ、だから実質良い奴のほうが多い」

「そう、なんだ」

「ほへ~(もみもみ)」

「まぁ、才能があればおすすめできるけど、上層部には気をつけろってとこだな、ワーカーホリックが多いし・・・・・・っと話がずれたな
それで、ユーノ・スクライア、君はどうしたい?」

「僕は・・・僕のせいでこんなことに「それは違う」え?」

「遅かれ早かれ、どこに封印しようとも発見されただろう、しいかし次元船の護衛をしぶったのは管理局なのだろう?」

「はい、そうですが・・・でも!」

「まぁ手伝いたいなら好きにするとイイ、ただしジュエルシードは我が管理するが、それでも良いか?」

「はい!」

「それで、高町末っ子、君はどうしたい? それだけの戦力は魅力的だ、「なら!」だが! 危険は確実にある、家族と話し合って決めるといい」

「はい・・・」

「我はこれにて失礼する、はやて、帰るぞ・・・」

「(もみもみ)はぁ・・・はぁ・・・あ、終わったんか?」

「・・・ユーノ・スクライア、今の手持ちはいくつ有る?」

「2つあります、今渡しますね、レイジングハート、お願い」

『ok』

2つのジュエルシードが我の胸に吸い込まれていった
少しだけ宝石が成長する

「今ので我のをあわせて6つ、海底に6個の反応があったのと、後は地上に10個か、地上優先で集めないと人が手にしたらヤバイな」

「あの!」

「ぬ?」

「ジュエルシードにお願いして、集めることはできないんですか?(」

『あ!』

「やって見る価値はありそうだな・・・ジュエルシードよ、散らばったジュエルシードをここに集めよ!」

ピカアアアアアアア!

「おぉ?」
そこには6個のジュエルシードが浮かんでいた
マジかよ、ここ来る意味あったのか?

「ジュエルシード吸収・・・・どうやらジュエルシード1つでは範囲が狭かったようだな、もう今日は日も落ちてきた、他のも回収するため明日別の場所で、この手段を使い回収しようと思うが、依存はないか?」

「はい!(彼女は本物だ! これですぐに回収できる!)」

「(魔法、もっと使ってみたいな・・・管理局に入れば使えるのかな?・・・そうだ!)
・・・・あの!」

「ぬ?」

「私に魔法を教えて下さい!」

「構わんが・・・ユーノとレイジングハートのほうが適任であろう、我は攻撃魔法とジュエルシード管理、鳥獣使役、召喚魔法しか使えぬぞ?」

「それも結構すごいと思いますが・・・」

「あの、ユーノくん、キャロさん、お願いします!」
土下座である

「我はかまわんが、集め終わってからで良いか?」

「僕もいいよなのは!」

「よろしくお願いします!」

「高町家族はそれでよいのか? 身内が魔導師になっても」

「なのは・・・なのはが決めたのなら応援します」

「そうね、あなた・・・・」

「がんばれよなのは」

「なのはが魔導師か~、がんばんなさいよ!」

「うん! ありがとう!」

「いいな~、私には才能無いの?」

「ぬ? 無い!」

「(ガーン)orz」

「気の才能があると、魔法の才能は反発されやすい傾向が有るのだ、気功術なら練習次第で習得できるであろう」

「そんな事分かるんですか?」

「実はな、ジュエルシード換算で何個で願いが叶うのか分かるのだ、長女が魔法を使うには20個必要だ、リンカーコアと魔力の通り道を無から作り出すので無駄に必要だな、気ならは2個で叶うであろうが、修行すれば手に入るものを願いで楽に叶えてしまうのはどうかと思うぞ?」

「う゛!」

「しかも気もすでに多少使えているようではないか、後は使い方をマスターすればイロイロできるぞ」

「いろいろ?」

「空が飛べたり、気弾が撃てたり、身体能力強化は・・・すでに出来るようだが総量が少ないな、寝る前に全放出すれば翌朝微量に総量が増える、精進するといい」

「!?(戦闘民族一同)」



~夜~

「気力、全開放! うおおおおおおおおお!」

「はああああああああああ!」

「ぬおおおおおおおおおお!」

「うるさいの・・・・#」

「あらあら♪」




この日から深夜に高町家から雄叫びが上がるのが目撃されるように成った
ふぅ、シリアスになった・・・はず


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