第70期名人戦:第5局 将棋盤裏に大山康晴と加藤一二三の名前

2012年06月01日

名人戦第5局に使われている将棋盤の裏には、第11期王将戦第3局で対局した大山名人と加藤八段の名前がある=ウェスティン都ホテル京都で、竹内紀臣撮影
名人戦第5局に使われている将棋盤の裏には、第11期王将戦第3局で対局した大山名人と加藤八段の名前がある=ウェスティン都ホテル京都で、竹内紀臣撮影

 ウェスティン都ホテル京都(京都市東山区)で行われている「第70期名人戦七番勝負」(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)第5局。会場や前夜祭の準備を担当する同ホテル宴会セールス課課長の田村博己さん(59)は、森内俊之名人(41)と羽生善治王位(41)が対局に使っている将棋盤を格別の思いで見つめている。

 「あんまり大切な物だから大事にしまいすぎていた」。1962年、同ホテルで行われた第11期王将戦第3局で、大山康晴名人と挑戦者の加藤一二三八段(肩書きはいずれも当時)が対局で使った将棋盤のことだ。

 田村さんによると将棋盤は当時の総支配人が購入。王将戦で使用、他の対局でも何度か使われた後は保管されたとみられ、「貴重な将棋盤がホテル内にある」と語りつがれていたという。

 「名人」400年の節目の今年、対局で使うならぜひその盤を、ということになり、田村さんらが探すこと1週間、桐箱に大切に収められた将棋盤が倉庫から見つかった。」

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