ＡＫＢ前田敦子の卒業８・２７に決定！東京Ｄは３ＤＡＹＳ

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ファンへ向かい完全燃焼を誓う前田敦子（右から２人目）

　ＡＫＢ４８の前田敦子（２０）の卒業が８月２７日の東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場公演となることが２４日、分かった。東京ドームシティホールで行われた、ＡＫＢグループのリバイバル公演「見逃した君たちへ２」最終日で明らかになった。前田の卒業は、秋元康総合プロデューサー（５６）から東京ドーム公演の翌日と報告されていたが、この日、念願のステージが８月２４〜２６日の３日間になることが正式発表されたもの。前田は３カ月後に、エースとして君臨してきたグループを離れる。

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　ついにあっちゃんの卒業日が正式に決まった。

　前田にとって、デビュー公演となった思い出深い「ＰＡＲＴＹが始まるよ」のアンコール。ステージ奥の巨大モニターに突然、ＡＫＢのキャプテン・高橋みなみ（２１）と、東京ドームを本拠とするプロ野球・巨人の渡辺恒雄会長（８５）との対談が映し出された。思わぬサプライズに、会場を埋めた２１００人からどよめきが起こった。渡辺会長が「８月２４、２５、２６日だよね？」と高橋に問いかける形で、ドーム公演の日程が発表された。

　人気を証明するドーム３ＤＡＹＳ決定とともに、“ＡＫＢのエース”最後の日が確定した。日本中を驚かせた、３月２５日のさいたまスーパーアリーナでの涙の表明から６０日。興奮するファンを前に、前田は「これからも、皆さんの前でたくさんのパフォーマンスをお見せすると思いますが、皆さんの胸に焼きつけてくれたらうれしいです」と完全燃焼を誓った。

　カウントダウンは残り９５日。この日の前田は、すっきりした笑顔で板野友美（２０）、大島優子（２３）らグループを支えてきた盟友たちとの時間を満喫した。

　０５年１２月８日、「ＰＡＲＴＹ‐」公演でＡＫＢの歴史が始まった。定員２５０人の客席に７人しかいなかった“あの日”から６年８カ月。前田の“卒業公演”は、空前絶後のプラチナチケットとなることは確実だ。悲願だったドームを経由し、汗と涙の詰まった原点の舞台で、アイドル・前田敦子の第１章が完結する。