2011年07月09日
7月9日 RADEX RD1008を用いて食品の放射線を測定
関東も本日午前で梅雨明けとなりました。
本日は非常に問い合わせの多い事例を紹介します。
その事例とは、弊社販売RADEX1008を用いて行う食品の放射線測定です。
まず、計る場所での空気線量を確認します。

毎時0.09から0.10マイクロシーベルトくらいです。

今回用意した検体のさくらんぼです。
こちらの産地に関する報告は控えさせて頂きます。

画像のように、検体を潰した状態での測定です。
さくらんぼをそのまま計った場合でもある程度の測定は可能ですが、
さくらんぼ内部に蓄積された放射線をより正確に測定する為に画のような状態が
ふさわしいと考えています。

再び空気線量を確認しつつ検体へ接近させます。

検体のある皿の真上において見ました。
反応しました。毎時0.13マイクロシーベルトくらいから、

毎時0.14マイクロシーベルトです。

この他にも、茄子やもやし、ねぎなど複数の検体で測定を行いましたが、
強い反応ではないものの、何れもある程度の反応は見られました。
敢えて産地に関して触れはしませんが、放射能は雨に大量に含まれた状態で
地表に下りてきますので、露地栽培を行う野菜や果物は、
その影響をどうしても受け易くなってしまいます。
本日の測定例の結果を鑑みて、ものすごく大きな反応ではありませんが、
日々、その危険度が増しつつあるよう思う次第です。
また、弊社販売のRADEXでは、ベクレル表記ではありませんが、
ベクレル表記へ置き換える計算は可能で中部大学の武田教授が
ご自身のブログで解説されいます。
こちらは弊社ウェブサイトのリンクの紹介してありますので、
ご覧頂ければ参考になると思います。
また、食品の測定例の紹介を行う予定です。
備えあれば憂いなしです。
ご覧頂いてありがとうございました。