2011年12月02日
12月2日午後1時30分原宿室内定点観測と再び大地震発生の可能性
原宿の天候は曇り、気温は6度くらいと寒くなっています。
室内での放射線量は大きな変化はありません。
原宿室内(約地上8m)での放射線量は下限で0.08マイクロシーベルトくらい、
上限で0.12マイクロシーベルトくらいです。
変化無く大まかには平均して毎時0.10マイクロシーベルト前後くらいです。
先程の報道で福島第一原発の冷温停止を16日に発表すると報じられ、
ステップ2を前倒しで達成との話を首相が述べるとの話がありました。
しかし、既に燃料炉心はメルトスルーしており、本尊のない状況下で本体原子炉の
冷温停止の意味など実際には何らありません。
放射線に関する報道はこのような勝ち誇るような内容に限定されて、
まるで危機感なく、既に原発事故は過去の事にも伺えるかの様相でありますが、
単に事実を報じてないだけで、危惧は反対に高まりつつあるのが現実であります。
昨日、海外から日本で再び大地震発生する可能性についての問い合わせがあり、
この内容に対して筆者が返信した内容を下記へ転載します。
Q.12月-2月以内に震度9の大型強震が
もう一度くるという記事と放送が出てきています。
今後地震発生に対してどのように展望しておられますか?
A.首都圏ないし東海及東南海地域で大規模な地震が発生する可能性は高いと
私も見ています。
まず、3月震災後の大型余震が現在時期まで発生しておらず、
この旨に関連する大型余震発生の見方が一般的であります。
(通常、大型地震後は3ヶ月程度で同規模クラスの余震が発生します)
さらに、福島第一原発でメルトスルーした燃料炉心の影響も考えられます。
つまり、人工地震発生のメカニズムによるものです。
これは、1962年にアメリカ デンバーで実証されたものですが、
当時デンバーでは、地震は数十年間発生しておりませんでした。
しかし、放射性物質を多量に含んだ汚染水を
このデンバーの地下を掘って投棄を開始したところ、震度5クラスの地震が発生し、
その後も頻繁に発生するところとなったのです。
当時、何が原因で発生したか分からずに、汚染水の投棄が続き、
その都度、地震に見舞われる運びとなりました。
しかし、その後、学識経験者の研究から汚染水と地震発生のメカニズムが解明され、
汚染水の投棄は中断しました。と同時に地震も収まったのです。
このような話で、現在の福島はこの当時のデンバーよりも強い放射性物質を地下へ
投棄した状況であります。
よって、この影響から大地震が再び日本で発生するとの見方も欧米で強まっています。
時期としては、今すぐに発生しても不思議ないと考えており、
12月から1月は確かに可能性が高いと見ています。
転載はここまでです。
この日記でも日頃から大きな地震へ対する警戒を呼びかけておりますが、
その理由となる根拠は前述内容から鑑みたものであります。
直近で全国的に地震回数も増える状況に映り、
地震を観測される方の電磁波計などの反応も大きな変化があるとの話であります。
欧州金融危機の影響も気になる間隙ながら、イラン絡みの情勢も加わり、
さらに大地震に対する警戒と、今後どのような世の中となるか想像つかぬ状況ですが、
いざ、発生してからでは手遅れとなる事を一つ一つ想定しながら行動せねばなりません。
備えあれば憂いなしです。
ご覧頂いてありがとうございました。