“ＡＫＢ総選挙”占う新作ＣＤの秘密！“守る者ｖｓ攻める者”

拡大写真

ＡＫＢ総選挙１〜１６位のトップ集団

　国民的アイドルグループ「ＡＫＢ４８」の２７枚目のシングル（タイトル未定、８月発売）を歌うメンバーを決める「第４回ＡＫＢ４８選抜総選挙」の速報値が２３日発表された。首位は大島優子、２位は柏木由紀、３位には渡辺麻友がつけデッドヒートを繰り広げている。

　総選挙は２００９年から年に１度実施され、１位のメンバーは、センターポジションで歌う“名誉”が与えられる。

　昨年のトップだった前田敦子がＡＫＢの卒業発表とともに辞退したため、大島が首位返り咲きを狙う。昨年９位に急上昇し、今月ソロデビューを果たした指原莉乃は、４位にジャンプアップした。

　なお今回の総選挙の投票シリアルナンバーカードが封入された２６枚目のシングル「真夏のＳｏｕｎｄｓ　ｇｏｏｄ！」（２３日発売）は初回出荷数２００万枚を突破。初日売り上げ１１７万１０００枚を記録し、７作連続ミリオンを達成。２２日付オリコンデイリーシングルランキングで初登場首位を獲得した。

　ＣＤジャケットは、メンバーのまぶしい純白ビキニ姿。実はこれには「ある意図」が組み込まれ、総選挙での注目ポイントにもなっている。

　「本作のジャケットはＡ版とＢ版の２種類ある。Ａ版は昨年の人気上位陣たちで“守る者”。Ｂ版は次世代エースとして期待される“攻める者”なんです。Ｂ版には、ＡＫＢの次世代エース候補と言われる渡辺麻友をはじめ、名古屋のＳＫＥ４８の松井珠理奈、大阪のＮＭＢ４８の渡辺美優紀らエース格が起用されています」（アイドルウオッチャーの西幸男氏）

　今のところＡ、Ｂ版どちらが多く売れているかはわからないが、“ポスト前田敦子”を目指す順位争いと並行して新旧バトルも繰り広げられているわけだ。

　なお開票は６月６日午後５時半から日本武道館で行われ、フジテレビ系で午後７時から生中継される。