ＡＫＢ「ＪＡＳＲＡＣ賞」独占！たかみな大喜び

　日本音楽著作権協会（ＪＡＳＲＡＣ）が前年度にＣＤやカラオケなどから徴収した著作物使用料の分配額が多かった楽曲を表彰する「２０１２年　ＪＡＳＲＡＣ賞」が２３日、都内で発表され、人気アイドル集団、ＡＫＢ４８が国内作品で１〜４位を独占した。同一アーティストによる上位４作独占は、同賞３０年の歴史で初の快挙だ。

　１位の金賞は「ヘビーローテーション」、２位の銀賞は「ポニーテールとシュシュ」、３位の銅賞は「Ｂｅｇｉｎｎｅｒ」で、４位に「Ｅｖｅｒｙｄａｙ、カチューシャ」、さらに６位に「会いたかった」と、トップ１０に５曲がランクイン。作詞はすべて総合プロデューサーの秋元康氏（５６）が手がけており、同一作家による金、銀、銅、トリプル受賞も１９９６年に小室哲哉（５３）が受賞して以来となった。

　贈呈式に登壇した秋元氏は「多くの方に支持されて、本当にうれしい」とファンに感謝。会場には、メンバーの高橋みなみ（２１）、柏木由紀（２０）、小嶋陽菜（２４）、渡辺麻友（１８）が祝福に駆けつけ、高橋は「私たちは本当にすばらしい楽曲を歌わせてもらっているんだなと誇りに思います」と喜んだ。

　続けて「これからもたくさんの方に愛していただける曲を歌いたい」と宣言。秋元氏に「これからも新たなメンバーの一面が見られる曲をどんどん書いてほしい」と、おねだりしていた。