ＡＫＢ総選挙速報、優子首位！ゆきりん２位

　人気アイドル集団、ＡＫＢ４８の選抜メンバーをファンが決める「第４回選抜総選挙」（６月６日開票、東京・日本武道館）の途中経過の速報発表が２３日、東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場で行われた。参加を辞退した前田敦子（２０）に次ぐ前年２位だった大島優子（２３）が１万５０９３票を集めて暫定トップに立ち、２位には柏木由紀（２０）と順当な結果。３位は渡辺麻友（１８）、４位は指原莉乃（１９）とソロデビューで勢いづいた２人が躍進した。

　暫定トップ２は下馬評通り大島と柏木だった。

　柏木がキャプテンを務めるチームＢの公演終了後、ステージ上に順位を書き込むボードが登場すると場内は空気がぴんと張りつめた。速報は柏木らメンバーが立ち会いのもと発表され、「１位大島優子、１万５０９３票」との結果に誰もがうなずき、大島の貫禄の首位に歓声が上がった。

　１万２６５４票を集めた柏木は２位に立った。前田敦子が参加した昨年の速報では、１万２０５６を集めて３位に。一昨年の８位から躍進したことが大きな話題を集め、その結果を開票まで死守した。

　柏木にはメンバーから「ゆきりんおめでとうー」の声。ゆきりんも２３日夜、「グーグル＋」に「本当に本当にありがとうございます！　速報とは言えど、嬉しいです！」と喜びのコメントをアップした。

　総選挙の投票は２２日午前１０時に開始。投票から１日での途中経過発表となったが、前田が抜けた穴に昨年２位の大島と同３位の柏木が順当に繰り上がる結果となった。

　総選挙で首位に立った者だけに与えられる新曲のセンターポジション。センターの座をめぐっては、昨年までは前田と大島の一騎打ちが“名物”だったが、今年の参加を辞退した前田が今夏に卒業をするため、その対決構図は大島と柏木にシフトしたもよう。女優業などソロでの活躍もめざましい“エンターテイナー”大島が逃げ切るのか、写真集がバカ売れのＡＫＢが誇る“握手会の女王”柏木が猛迫するのか−。その答えは、６月６日に日本武道館で明らかになる。

★開票日はフジ系で生中継

　第４回選抜総選挙の模様は、フジテレビが６月６日午後７時から同局系で生中継する。番組の終了時間は未定だが、最終結果の発表まで放送する。